弁護士法人 みお綜合法律事務所神戸支店

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神⼾・兵庫ぶらり探訪

2025.06.11
姫路市

姫路市街、姫路城を歩く、そして網干の夕日へ

今回も、事務所メンバー有志にも参加してもらい、姫路市街と網干地区を巡りました。ダイジェストでご紹介します。総距離は約20キロ。姫路の魅力を発見しながら、歴史を学ぶ貴重な機会になりました。

姫路市街地の旅

まねき食品本社

姫路駅を出発して、目指すは「あずきミュージアム」。その途中で目に留まった「まねき」の文字。そう、あの駅弁やえきそばで有名な、まねき食品の本社です。まねき食品は、明治21年創業で、幕の内駅弁発祥の会社といわれています。

御座候・あずきミュージアム

御座候が手がけた「あずきミュージアム」に到着しました。なんと、小豆をテーマにした世界初のミュージアムとのこと。

小豆って、日本ではなじみが深い食材ですが、世界規模でみるとかなりマイナーな作物なんですね。その小豆だけをテーマにしたミュージアムとは・・・。御座候の資本力にあっぱれです。

日本人と小豆とのかかわりは古く、縄文時代にはすでになじみのある食材だったようです。ところで、「小豆=赤」というのが私たちの定説ですが、もともと小豆は赤くなかったそうです。それが、時代の変化とともに、赤色の小豆が栽培されるようになり、中国・韓国の赤色を信仰する思想と融合して、「小豆=赤=縁起物」というイメージにつながったそうです。

あずきミュージアムを訪れれば、だれでも職人気取りになれます。御座候ファンの方はぜひ!

姫路商工会議所

続いて、私たちが訪れたのは、姫路商工会議所。明治時代、姫路は、鉄道の開通、軍師団の設置、工場の進出により、経済的に発展を遂げました。このような機運もあって、大正時代に誕生したのが、姫路商工会議所です。

SEIKO CLUB 商工会議所店

姫路商工会議所の地下にあるレストラン「SEIKO CLUB」では、レトロな雰囲気を味わいながらランチを楽しむことができます。こちらはサービスランチ。お手頃価格が魅力です。

姫路城

いわずと知れた名城、姫路城にたどり着きました。「白鷺城」の名にふさわしい外観の美しさだけではなく、巧みに計算された防御力の高さにも圧倒されます。

好古園

姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」は、姫路市制百周年を記念して平成4年に開園したそうです。かつての武家屋敷の遺構を活かして、当時を思わせる日本庭園を再現しています。

みゆき通り商店街

姫路城で歴史に思いを馳せた私たちは、みゆき通り商店街へ。姫路駅から城北練兵場までの明治天皇行幸の道として、整備されたことに由来するそうです。今では、姫路市街を代表する商店街に。当時の歴史に思いを馳せながら、姫路駅へと戻ります。

網干地区へ

山陽電車に乗って

さて、私たちは、山陽電車で網干へ向かいます。網干線の開業は昭和16年、太平洋戦争開戦の年でした。かつては、赤穂を経由して岡山まで延伸する案も存在したそうですが、最終的には、飾磨から網干までを結ぶ約8.5キロのローカル路線に落ち着いています。「地元の足」として、多くの方に利用されています。

昔ながらの街並み

電車で片道15分、山陽網干駅に到着した私たちは、南に向けて足を進めます。

網干には、今でも昭和時代を思わせる古い街並みが残っており、知る人ぞ知る観光地です。

また、網干には、現在でもダイセルの工場がありますが、その歴史は、明治時代にさかのぼります。1908年に創業した日本セルロイド人造絹糸が、現ダイセル網干工場のルーツです。夜になると、ダイセルの工場群が、宝石をちりばめたように美しく輝きます。

網干の夕日

網干をなぜ訪れたかというと、この夕日を見るためでした。揖保川、工場群、瀬戸内海と美しく輝く夕空のコラボレーションが、私たちを「青春の思い出」へと誘ってくれました。

旅を終えて

姫路の魅力再発見の旅、いかがでしたか。姫路には、まだまだ知らない魅力がたくさんありそうです。ぜひまた、ぶらりと訪れてみたい町でした。

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