三宮・ポートアイランド・神戸空港間を歩いてみました
今回は、ポートライナー沿線(三宮―神戸空港間)を歩いてみました。
三宮を出発
三宮駅からポートライナー沿線を歩いて、ポートアイランド方面へと向かいます。ポートライナーは、1981年に開業した路線で、ポートアイランドの住民にとって欠かせない足となっています。
神戸商工貿易センタービル
貿易センタービルの前に到着しました。このビルは、霞が関ビルに次ぎ、日本で2棟目の高層ビルです。最近では、Microsoft社のAI関連施設(Microsoft AI Co-Innovation Lab)が入所したことが話題になりました。
みなとのもり公園
貿易センタービルのすぐ南に位置するのが、「みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園)」です。この場所は、かつての貨物駅(JR神戸港駅)の跡地で、平成15年の廃止までの間、神戸の産業を支えていました。その名残として、今でも施設の一部が残されています。
当時使用されていた大時計は、復興の始まりを祈念して、阪神淡路大震災の発生時刻である「5時46分」を刻んでいます。
神戸大橋とポートターミナル
ポートアイランドへと向かう途中、神戸大橋からポートターミナル方面を撮影しました。ちょうど客船が入港するタイミングで、ポートターミナルの欄干から、大勢の方が歓迎していました。
ポートアイランド
ポートアイランドに到着しました。ポートアイランドは、多数の団地や産業施設のほか、中央市民病院や大学など多様な施設が集合しています。それでいて、都会の喧騒は全く感じられず、穏やかな時間が流れています。
スーパーコンピューター「富岳」
かの有名なスーパーコンピューター「富岳」の所在する施設「理化学研究所計算科学研究センター」です。団体限定で施設内の見学もできるそうで、いつか世界に誇る「人工頭脳」を拝めればと思いながら、この場を後にしました。
スーパーコンピューター「富岳」のすぐ近くに所在するのが、「神戸どうぶつ王国」です。神戸の動物園といえば「王子動物園」ですが、「神戸どうぶつ王国」は、放し飼いの動物・鳥たちを観察することができ、「王子動物園」とは違った魅力があります。
いよいよ神戸空港へ
さて、神戸スカイブリッジを渡り、いよいよ神戸空港へと向かいます。神戸スカイブリッジからは、神戸の街並みや、雄大な瀬戸内海を臨むことができます。まさに、神戸が「海」と「山」に挟まれた街であることを、しみじみと感じられる場所です。
神戸空港に到着
およそ8kmの旅を終え、神戸空港に到着しました。神戸空港は、2006年に開港し、まもなく開港20年を迎えます。開港当時は必要性に疑問を覚える声が多々ありましたが、今では地方空港の中では有数の利用者数を誇り、近く国際線の定期便就航も開始される予定です。
小規模な空港ではありますが、三宮からポートライナーを利用して約20分で到着できる利便性の高さが、利用者獲得につながっています。
旅を終えて
いかがでしたでしょうか。三宮・ポートアイランド・神戸空港というありふれた場所でも、自分の足で歩いてみると様々な発見があります。また、どこかに「ぶらり」と訪れたいと思います。