当事務所は、「弁護士法人みお」の大阪・京都に次ぐ新たな拠点として、2013年に開設しました。「みお」の名称は、水路の道しるべを意味する「澪標(みおつくし)」に由来しています。「法律の力で、あらゆる問題を解決に導く水先案内人」になりたいという思いを込めています。 みお神戸は、大阪からスタートした「弁護士法人みお」が20年以上の実績で培ってきた専門性とノウハウを活かしつつ、外国人雇用やベンチャービジネスのような地域性と時代のニーズを意識した新たな法務分野にも挑戦して、神戸の街を、そして、兵庫県を支える事務所を目指しています。
みお神戸では、「かかりつけ弁護士を目指して」という理念を掲げています。「かかりつけ弁護士」とは、「かかりつけ医」のように、困ったこと、悩んでいることがあれば、気軽になんでも相談できる弁護士のことです。 私が小さい頃、病気になったときに、母親にいつも連れていかれる小児科がありました。病院嫌いの私にとって、この日は苦痛でしかありませんでしたが、それでも、優しく私のことを診察される主治医の先生の笑顔を見ると、いつも心が落ち着きました。今では遠い昔のこととなりましたが、それでも、当時のことは鮮明に覚えています。 弁護士となった今、子どもの頃に主治医の先生の笑顔に救われた私のように、みお神戸のサポートによって、1人でも多くの方に救いの手を差し伸べることができればと思っています。そのために必要なことは、「お客さまからの信頼」です。みお神戸は、「総合力」と「専門性」、そして、なによりもお客さまへの「共感」を大切にして、お客様からご満足をいただけるサービスを目指してまいります。
神戸は、世界に開かれた国際都市であり、ベンチャー支援に力を入れるスタートアップ都市であり、阪神工業地帯に属する工業都市でもありながら、古くからの街並みや伝統が色濃く残る、特色のある街です。 みお神戸のある三宮から北に向かってぶらぶら歩くと、異国情緒を感じる北野異人館街にたどり着きます。そこから西にしばらく歩くと、かつての街の面影を残す平野商店街や東山商店街があります。湊川や新開地を超えてさらに南に進むと、古くから海外との貿易で発展した神戸港や、活気のある工場群にたどり着きます。 三宮からポートライナーに乗って南に向かうと、日本の最先端を担う理化学研究所のキャンパスや、スーパーコンピューター「富岳」が所在する計算科学研究センターがあります。 三宮から東に向かうと、灘五郷と呼ばれる酒どころがあり、古くから地域産業を支えてきた酒造メーカーが今でも残っています。 神戸の街を支える事務所となるためには、さまざまな文化や技術が共存する地域のニーズを受け入れて、幅広い法務分野に対応していくことが大切であると思っています。
弁護士は、あらゆる法律問題の解決のために交渉や訴訟に携わることができる唯一の専門家です。「法律の力」を駆使して、ときには理不尽な相手に毅然と立ち向かい、ときには紛争をおさめて円満な解決に導きます。薬害肝炎(C型肝炎)事件やB型肝炎事件、アスベスト事件のように、弁護士の活動が国を動かす大きな原動力となることもあります。 みお神戸の弁護士としての活動が、社会貢献へとつながるように、お客さま1人ひとりのご意見に耳を傾けながら、幅広いニーズに対応していきたいと思っています。このような地道な活動が、神戸の街の活性化につながることを信じています。